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【超入門】AIって何?私たちの暮らしでAIが使われている身近な例

AIって何?暮らしに役立つ身近な使い方_アイキャッチ画像
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「AIって難しい?」

「AI」という言葉を聞くと、「なんだか難しそう」「私には関係ないかも」と感じるかもしれませんね。でも、ご安心ください!
実は、私たちの毎日の暮らしの中に、AIは驚くほど身近に存在しているんです。

私も、かつては「テクノロジーとは無縁の世界」にいました。
保育士としてキャリアをスタートし、事務職や介護職などを経験しましたが、ITとはほど遠い環境にいたんです。
でも、ひょんなことからテクノロジーの世界に触れ、WordPressやChatGPTといったツールに出会ったことで、働き方も生き方も大きく変わっていきました。

このブログでは、そんな私自身の経験から、「難しそう」と感じるテクノロジーを、もっと身近に、もっとわかりやすくお伝えしたいと思っています。
今回は、今や私たちの生活に欠かせない存在となったAI(人工知能)について、初心者にも分かりやすく解説していきます。

関連記事:ITって何?ゼロから理解するテクノロジー基本用語ガイド

実は、私たちは毎日のようにAIを使っています!

AIと聞くと、映画に出てくるようなロボットや、SFの世界を想像するかもしれません。
もちろん、そういった最先端の技術もAIの一部です。
ですが、もっと身近なところで、私たちはすでにAIの恩恵をたっぷり受けています。

例えば、毎日のインターネット検索、スマートフォンの音声アシスタント、オンラインショッピングで表示される「あなたへのおすすめ」など、これらすべてにAIの技術が使われているんです。
「え、そうなの!?」と驚いた方もいるかもしれませんね。

AIは、私たちの日々の生活をより便利に、より快適にしてくれる「賢いツール」なんです。
難しく考える必要はありません。
まずは、どんなところでAIが使われているのか、一緒に見ていきましょう。

そもそもAI(人工知能)ってどんなもの?

では、そもそもAI(人工知能)とは、一体どんなものなのでしょうか?

 AIは「脳みそ」を持たない賢いアシスタント

AI(Artificial Intelligence)は日本語で「人工知能」と訳されます。
簡単に言うと、人間のように「考える」「学習する」「判断する」といった知的な活動を、コンピューター上で再現しようとする技術のことです。

人間のように感情を持つわけではありませんし、意識があるわけでもありません。
あくまで、与えられたデータをもとに、特定のタスクを効率的にこなすためのプログラムなのです。
まるで、私たちの代わりに色々なことを調べて、最適な答えを導き出してくれる賢いアシスタントのような存在と考えると分かりやすいかもしれません。

AIと人間の「学習」の違い

人間は、経験を通じて新しいことを学び、知識を増やしていきますよね。
AIも同じように「学習」しますが、その方法は少し異なります。
このようなAIの学習方法は『機械学習(マシンラーニング)』と呼ばれ、大量のデータからパターンやルールを見つけ出す技術です。

例えば、たくさんの猫の画像をAIに見せると、「これは猫」「これは犬」といったように、猫の特徴をAI自身が学習していきます。
そして、次に新しい画像を見たときに、それが猫であるかどうかを判断できるようになるんです。
この「学習」を繰り返すことで、AIはどんどん賢くなっていきます。

え、これもAIだったの?暮らしの中のAI活用例

それでは、具体的に私たちの暮らしの中で、どんなAIが活躍しているのかを見ていきましょう!

あなたのおすすめ、AIが見つけてます — ショッピングサイトと動画配信

●オンラインショッピングサイト

Amazonや楽天市場などのオンラインショッピングサイトで、「あなたへのおすすめ」商品が表示されたり、「この商品を見た人はこんな商品も見ています」といった情報が表示されたりするのを見たことはありませんか?
これらは、AIによるデータ分析と予測の技術によって実現されています。

AIは、あなたのこれまでの購入履歴や閲覧履歴、さらには他のユーザーの行動パターンなどを分析し、「あなたにとって興味がありそうな商品」を予測しておすすめしてくれます。
これにより、私たちは欲しいものを効率的に見つけたり、新しい発見があったりするわけですね。

●動画配信サービス

NetflixやYouTubeなどの動画配信サービスでも同じです。
AIがあなたの視聴履歴や評価した作品、似たような趣味を持つユーザーの傾向などを分析し、「次に見るべき作品」をおすすめしてくれます。

「次に何を見ようかな」と迷ったときに、AIがあなた好みの作品を提案してくれるのは、とても便利ですよね。
これも、AIが私たち一人ひとりの好みを学習し、パーソナティブな体験を提供してくれている証拠です。

お掃除から献立まで!暮らしを助けるAI家電

●ロボット掃除機

ロボット掃除機は、AI技術が多く組み込まれた家電の代表例です。
部屋の間取りを学習し、どこに障害物があるかを認識しながら効率的に掃除をしてくれます。
最近では、ゴミの種類を判別して吸引力を調整したり、特定の場所を重点的に掃除したりする賢いモデルも増えていますね。

●スマートスピーカー

「Alexa(アレクサ)」「Googleアシスタント」「Siri(シリ)」などのスマートスピーカーも、私たちの声(音声)を認識し、質問に答えたり、音楽を再生したり、家電を操作したりと、様々なタスクを実行してくれます。
これは、AIが音声認識や自然言語処理という技術を使って、私たちの意図を理解しているからこそできることなんです。

●AI搭載冷蔵庫

最近では、冷蔵庫にもAIが搭載されるようになりました。
庫内の食材を認識し、賞味期限が近いものを教えてくれたり、残っている食材から作れるレシピを提案してくれたりするものもあります。
献立に悩む日々から解放してくれる、まさに主婦(主夫)の味方ですね!

毎日使うあのアプリにも!スマホとAIの切っても切れない関係

●顔認証・指紋認証

スマートフォンのロック解除で、顔や指紋を使う機能は、AIが個人の生体情報を識別している技術です。
以前よりも、認識精度が格段に上がっているのは、AIが様々な顔や指紋のパターンを学習しているからなんです。

●写真の自動分類・補正

スマートフォンの写真アプリには、AIが搭載されています。
「人物」「風景」「食べ物」といったように、写真の内容をAIが自動で認識して分類してくれたり、顔認識で特定の人物を自動でタグ付けしたりしてくれます。
また、写真の明るさや色合いを自動で補正してくれる機能も、AIが最適な調整を行っているんです。

●予測変換・フリック入力

スマートフォンの文字入力で、次に打つ文字を予測してくれたり、誤字を自動で修正してくれたりする機能も、AIが過去の入力パターンや文脈を学習しているおかげです。

AIがあなたの「困った」を解決!お客様サポートと翻訳サービス

●チャットボット

企業のウェブサイトなどで、質問すると自動で答えてくれるチャットボットを見かけたことはありませんか? これらはAIが、よくある質問とその答えを学習しており、まるで人間と会話しているかのようにスムーズに情報を提供してくれます。簡単な問い合わせであれば、AIがすぐに解決してくれるので、私たちの待ち時間も減り、企業側も効率的に顧客対応ができるようになります。

●自動翻訳サービス

Google翻訳やDeepLなどの自動翻訳サービスも、AIが活躍している分野です。AIは、大量の多言語データを学習することで、自然で精度の高い翻訳を可能にしています。海外旅行の際や、外国語の情報を調べたいときに、非常に役立ちますよね。

運転までAIがサポート!進化する自動車業界

●自動運転技術

まだ一部ではありますが、自動車の自動運転技術にもAIは不可欠です。周囲の交通状況を認識し、障害物を避けたり、車線変更をしたり、自動で駐車したりと、AIが複雑な判断を瞬時に行っています。将来的には、より安全で快適な移動手段として、自動運転が普及していくことでしょう。

●ADAS(先進運転支援システム)

現在多くの車に搭載されている「ぶつからないためのブレーキ」や「車線からはみ出さないようにアシストしてくれる機能」なども、AIがカメラやセンサーからの情報を分析し、危険を察知してドライバーをサポートしてくれているんです。

AIと上手に付き合うためのヒント

私たちの暮らしに欠かせない存在となりつつあるAIですが、上手に付き合っていくためにはいくつかのポイントがあります。

AIはあくまで「道具」と心得よう

AIは非常に賢く、様々なことができますが、あくまで「道具」であることを忘れないでください。
最終的な判断や責任は、私たち人間が持つべきです。
AIは私たちの仕事を助け、生活を豊かにするためのアシスタントであり、すべてを任せきりにするものではありません。

苦手意識をなくす第一歩は「触れてみる」こと

「AIは難しい」という苦手意識がある方もいるかもしれません。
でも、まずは「触れてみる」ことから始めてみましょう。
スマートフォンのAIアシスタントに話しかけてみたり、ChatGPTのような生成AIツールで文章を作ってみたり。
実際に使ってみることで、その便利さや面白さを体感できるはずです。

私も、当初はWordPressやChatGPTに難しさを感じていましたが、実際に手を動かすことで「私にも使える」という自信につながりました。

Tech Paletteが伝えたい「わたしらしいAI活用」

Tech Paletteでは、「テクノロジーを、わたしらしく。」というテーマを掲げています。AIも、あなた自身の働き方や暮らし方に合わせて、「あなたらしい使い方」を見つけることが大切です。

例えば、

  • 日々のメール作成をAIに手伝ってもらう
  • 資料作成のアイデア出しをAIに頼む
  • 語学学習のためにAI翻訳を活用する

など、自分の困りごとや「こうなったらいいな」をAIに相談してみることから始めてみましょう。
AIは、あなたの可能性を広げ、未来を彩るための強力なパートナーになってくれるはずです。

関連記事:「私にもできた!」デジタル苦手な女性が自信を持てるマインドセット

【まとめ】AIは、あなたらしい未来を彩る頼れるパートナー

いかがでしたでしょうか?
AIは、決して遠い未来の技術でも、難しい専門家だけのものでもありません。
私たちの身の回りのあらゆる場所で、すでに当たり前のように活用され、日々の生活をより便利で豊かなものにしてくれています。

  • AIは、人間の知的活動を再現する技術
  • 大量のデータを学習して、賢くなる
  • ショッピング、家電、スマホ、翻訳、自動車などで活用中
  • AIは「道具」、使いこなすことが大切
  • 「触れてみる」ことで、苦手意識はきっとなくなる

このブログでは、「使える人が強い」これからの時代に向けて、テクノロジーを「わたしらしく」使いこなすヒントを発信していきます。
AIもその一つ。
ぜひ、あなた自身のペースで、AIを味方につけて、自分らしい未来を彩っていきましょう!

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プロフィール
Happy lnk.
"Tech Palette" を運営している "Happy Ink." です。
保育士からキャリアをスタートし、福祉現場や事務職を経て、 現在は中小企業でDX推進・システム業務を担当しています。
AIやWeb制作、ノーコードツールに出会い、 独学でスキルを学び直した経験から、「テクノロジーを、私らしく使う」ことをテーマに情報発信中。
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